稼げる柔道整復師の求人・採用専門メディア【柔整の道】 » 柔道整復師の仕事内容 » 習得すべき手技療法の種類

習得すべき手技療法の種類

柔道整復師が行う業務の一つである手技には、いくつかの種類があります。ここでは、代表的な手技療法として強擦法、軽擦法、叩打法、圧迫法、振せん法、揉捏法を解説します。

強擦法(きょうさつほう)

強擦法(きょうさつほう)とは、患部に手のひらを押し付け、円を描くように移動させながら刺激する方法です。手のひらを深く押し付ける手技ではありますが、無理な力をかけるのではなく、筋肉をほぐすような形で刺激を与えます。

特に可動性が低くなっている場合は、皮膚の組織が硬くなっているケースが多いです。強擦法により皮膚の組織をほぐし、可動性を回復させる効果や、炎症によって発生した癒着を改善するような効果が期待できます。 撫法(あんぶほう)とも呼ばれる手技療法です。

軽擦法(けいさつほう)

軽擦法(けいさつほう)は、皮膚を軽くなでるような形で刺激を与える方法です。手のひらや親指のほか、2本指、4本指などを刺激する部位・状態などに合わせて使い分けていきます。 背骨に沿う形で平らに、軽く刺激を与えていく方法です。

摩擦によって少しずつ皮膚の温度が上がることから、血液の循環を良くするのに効果的です。 血液の循環が良くなれば新陳代謝の促進にも繋がることから、細胞が活性化する効果を期待できます。

叩打法(こうだほう)

叩打法(こうだほう)は、肩たたきと同様の手技です。部位や状態に合わせて叩き方を調整して行います。 叩く範囲や強さなどによっても期待できる効果が変わるのが特徴です。 神経や筋の動きをよくする効果があるほか、リズミカルに強い影響を与えることによって血行促進効果があります。

これにより、神経や筋といった部分の興奮性を高めたり、反対に鎮めたりすることも可能です。 刺激を与える部位を叩く手技ではありますが、痛みは与えません。左右の手で交互に叩く手技療法です。

圧迫法(あっぱくほう)

圧迫法(あっぱくほう)は、指の頭や手の付け根といった部位を使用し、幹部を圧迫することによって刺激を与える方法です。 間歇性圧迫法では、圧迫した状態から緩めることにより、血液やリンパの流れを促進する効果があります。

また、持続的に圧迫する持続性圧迫法では、神経痛のほか、けいれんといった症状に対する効果が期待できます。 圧迫するのは、主に身体のツボに該当する部分です。圧迫時に痛みを感じることはなく、心地良さを感じるような強さで行います。

振せん法(しんせんほう)

振せん法(しんせんほう)は、患部に手のひらや指先を軽く押し当て、細かく振動を与えて刺激する方法です。圧迫法では強く押し付けながら振動を与えることがありますが、振せん法では圧迫法ほど力をかけません。

神経や筋肉の機能性を高めるほか、神経や筋力の麻痺・しびれを改善する効果が期待できます。上肢・下肢を引っ張って振動を与える牽引振せん法、指先で軽く押して振動を与える指端振せん法、手掌を施術部位に当てて深部に振動を届ける手掌振せん法などの種類があります。

揉捏法(じゅうねつほう)

揉捏法(じゅうねつほう)は、手のひらや親指、2本指、4本指などを使用し、患部の筋肉をつかむような形でもみほぐす方法です。軽く刺激を与えることにより、筋肉の収縮を活発にさせる効果が期待できます。 これにより静脈血の流れが促進され、筋肉疲労の回復や予防につながる手技療法です。筋肉の萎縮を改善させる効果が期待できます。

どんな風に稼ぐ?
柔道整復師の就職
おすすめの3社