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柔道整復師に就職するための勉強法

柔道整復師になるために必要な知識は?

柔道整復師にとって必要な知識は人間の体の仕組みです。柔道整復師は患者の体へ施術をするので、当然ながら体の構造を把握することが大切です。

具体的な「体の構造」として、まずは解剖学です。人体の構造を把握しなければ、治療もできません。骨折、脱臼、打撲、捻挫といった柔道整復師が施術を行うことになる症状は、どのようなメカニズムなのかを把握することが大切です。生理学も同様です。こちらは細胞や組織、器官の機能に関するものです。さらには運動学です。整骨院を訪れる方は、運動中の何らかのトラブルが原因のケースも多いです。運動力学を知ることで、どのように力が入るから怪我をしてしまうのかを理解しやすくなるでしょう。患者の状態の把握、状態に対する適切な処置がわかるようになります。

他にも衛生学・公衆衛生学、病理学概論、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、さらにはこれらを踏まえての柔道整復理論や柔道整復師として働くための関係法規も覚えておく必要があります。

国家資格の取得も重要

知識も大切ではありますが、柔道整復師として就職するためには柔道整復師の国家資格を取得しなければなりませんので、国家資格取得のための勉強も必要です。どれだけ知識を有していても、国家資格がなければ柔道整復師として働くことはできません。

資格取得のための勉強方法

柔道整復師の国家資格を取得するための勉強法にもコツがあります。そこで、資格取得のための勉強のポイントをいくつかご紹介しましょう。

用語の理解から始める

柔道整復師の試験では、専門用語が多々登場します。これらは柔道整復師にとって仕事をする上で必須の知識なので、理解しておかなければならない言葉です。勉強の一環として、まずは専門用語を理解しましょう。専門用語を理解しようと勉強しているうちに、柔道整復師としての知識を貯えることもできます。

教科書・参考書の内容を読み込む

教科書や参考書をしっかりと読み込みましょう。柔道整復師試験は教科書・参考書に記載されているものから出題されますし、試験に合格するためだけではなく、合格後に柔道整復師として活躍するためのベースとなる情報が掲載されています。覚えて損をすることはありません。

過去問題を解いてみる

過去の柔道整復師試験の問題を解いてみましょう。教科書や参考書の内容を覚えることは大切ですが、柔道整復師試験に合格するためには、試験の傾向を理解することも大切です。知識として覚えていても、出題型式に則って答えられるとは限りません。言い回しや問題として出題されるポイントを把握することで、試験での高得点が期待できます。過去問と全く同じ問題が出題される可能性は低いのですが、複数の過去問を解くことで、試験問題の出題傾向が把握できます。実際に試験を受けるときに緊張しないためにも、過去問題を知ることは大切です。

アプリを活用する

柔道整復師試験勉強のためのアプリが多数登場しています。無料ではあっても、問題の多いものもありますので、空いた時間に活用して勉強してみるのも良いでしょう。移動中や休憩の空き時間、アプリで少し確認することで時間を有効活用できます。特に試験が近付いてくると勉強はもちろんですが、時間を有効に使うことも求められます。外で教科書や参考書を広げるとなれば恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、アプリであれば自然な形で勉強できる点もポイントです。

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