ここでは柔道整復師が覚えておくべき自然治癒力の効果や柔道整復師に求められる役割について解説します。
自然治癒力とは、人間が本来持つ病気や怪我を治す力のことです。小さな怪我をしたときに血液が固まって止血し、再生修復する力も自然治癒力によるものです。また病気や怪我から自然に回復するのみでなく、病気を防ぐ力も持っています。自然治癒力は、痛みを感じたときに痛みを和らげるホルモンを分泌し、細菌やウィルスが体内に侵入しても免疫力を付けることで身体を守っています。
人間に本来備わっている自然治癒力ですが、ストレスや加齢により減少してしまいます。自然治癒力を高めるためには、休養や栄養、適度な運動が効果的です。
柔道整復師は整復や固定、手技療法、運動療法、物理療法などにより、人間に本来備わっている自然治癒力を高めます。患者の自然治癒力を引き出すために柔道整復師に求められる役割は以下の通りです。
柔道整復師は自分の目や手、患者とのコミュニケーションの中で患部の状態を把握し、損傷の程度や自然治癒力を活かして治療方針を決定します。評価には次のような方法があります。
柔道整復師の深い知識と確かな技術が必要なのはもちろん、患者との信頼関係も重要な仕事です。
柔道整復師は打撲・捻挫・挫傷・脱臼・骨折を施術対象としています。脱臼や骨折の幹部の施術は応急手当のみ行うことができ、征服後引き続き施術を行う場合には、医師の同意が必要です。柔道整復師が行う施術には大きく3つの方法があります。整復法、固定法、後療法です。
整復法は骨や関節がずれた際に元の状態に戻す療法で、固定法は骨折の際に金属副子やギプス、包帯などで患部を固定して回復を図る療法、後療法は患部の機能回復を早めるために行う療法です。
後療法には次の3つの療法があります。
柔道整復師は症状に合わせて正しい後療法を選択しなくてはいけません。例えば骨折に対し金属副子やギプスなどで固定すると関節が固まってしまうため、手技療法や運動療法を使い回復させる必要があります。また麻痺した関節部分に対しては、物理療法や手技療法で施術する場合もあります。
柔道整復師は整復法、固定法、後療法の3つの治療法と、患者自身の持つ自然治癒力によって病気や怪我の回復を図る仕事です。そのため、自分の判断や技術力の実が頼りとなります。また患者とのコミュニケーションも重要です。当サイトでは、柔道整復師の仕事内容について詳しく解説しているため、ぜひチェックしてみてください。
勤務地 | 大阪、兵庫、東京、神奈川、愛知、沖縄 |
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勤務形態 | 正社員 |
週間休日 | 完全週休2日+祝日 ※院により異なる。日曜開院の場合、他2日 |
賞与 | あり |
福利厚生 | 厚生年金、健康保険、労災保険、雇用保険、治療賠償保険、交通費、家賃補助、インフルエンザ予防接種(年1回)、退職金制度(勤務3年以上)、健康診断(年1回)、産休・育休制度、各種祝金、食事・旅行・飲み会など割引口、分院長養成プログラム、独立開業支援制度、新人研修、技術向上研修、マネジメント研修など |
勤務地 | 千葉、東京、神奈川、その他地方院 |
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勤務形態 | 公式HPに記載なし |
週間休日 | 週間休日:週休2日制 ※週休3日制度もあり |
賞与 | 公式HPに記載なし |
福利厚生 | 通勤手当(25,000円迄/月)、社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生)、医療賠償責任保険、健康診断(年1回)、各種手当(家族・永年勤続・他)、産休・育休制度、一人暮らしサポート制度、社員旅行(3年目以降)など |
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