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柔道整復師の歴史

柔道整復師の歴史はいつはじまり、どのように発展してきたのでしょうか。

ここでは、柔道整復術の始まりから、今日に至るまでの発展の歴史を紹介します。

柔道整復術の始まり

柔道整復師の起源は、奈良時代にまでさかのぼることができます。

701年(大宝元年)に制定された「大宝律令」には、外傷を専門とする官職のことが記されているほか、712年に完成した「古事記」にも、柔道整復術の起源といえる内容が記録されています。

さらに、日本最古の医学書として知られる平安中期(10世紀末)の「医心方」にも、骨折・脱臼・打撲の治療に関する記述が残っています。

一方、現代の柔道整復術の原型は戦国時代の柔術にあるといわれ、この柔術の発展形である「柔道」における「活法」(負傷した相手を蘇生覚醒させる術)が、今日行われる施術(手技)の土台にあるといわれています。

東洋医学と西洋医学の融合

奈良時代以降、東洋医学を基盤に独自の発展を続けてきた柔道整復術は、江戸時代に入り、新たな変革の時期を迎えます。

「華岡青洲整骨秘伝図」や「春林軒治術識」などオランダ医学書の強い影響を受け、それまで基盤としてきた東洋医学と西洋医学の融合が始まったのです。

今日の柔道整復の基本的な型は、この東西医学の融合により完成したといわれています。

奈良時代以降の日本独自の整骨術と、先進的な西洋医学の知見が交わった歴史的瞬間です。

明治維新以降

明治維新以降の日本の伝統的な柔道整復術は、厳しい立場に立たされます。

西洋医学を基礎とする新しい医療体制が整備されたため、それまでの東洋医学を由来とする伝統的な整骨術を広く提供できなくなったのです。

接骨業や漢方への廃止命令が出されたり、医師以外の人間による医療行為ができなくなったり、規制や取り締まりが強化されました。

しかし、「柔道の父」として知られる嘉納治五郎ら柔道家や有志たちの熱心な運動により、大正9年に柔道整復術は公認され、柔道整復師としての社会的・法的な身分も確定しました。

第二次世界大戦以降

第二次大戦後は、再び廃止の危機に見舞われますが、それを乗り越え、柔道整復師は制度的な飛躍と発展をとげます。

1947年(昭和22年)に「あん摩、はり、きゅう柔道整復等営業法」が制定されたほか、1970年(昭和45年)には「柔道整復師法」が成立し、悲願の単独法の制定により業界は隆盛を迎えます。

その後、1988年(昭和63年)に柔道整復法の大改正により厚生大臣免許へ移管。柔道整復師の地位は飛躍的に向上しました。

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