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理学療法士との違い

ここでは、柔道整復師と理学療法士の違いについて解説しています。

それぞれが何を専門とする職業なのか、わかりやすくまとめました。将来性の違いについてもチェックできます。

柔道整復師と理学療法士、それぞれに必要な資格は?

まず、柔道整復師と理学療法士は、必要となる資格が違います。

柔道整復師になるために必要なのは、国家資格の「柔道整復師資格」。

この国家試験を受けるには、厚生労働省や文部科学省から認定された養成学校で3年以上学ぶことが求められます。資格の合格率は約60~70%です。

理学療法士は、同じく国家資格の「理学療法士資格」が必要。受験には、理学療法士の所定科目を学べる養成学校に3年以上通うことが求められます。資格合格率は約70~90%です。

柔道整復師と理学療法士、それぞれの専門は?

柔道整復師の専門は、外傷の治療です。ねんざや骨折、打撲といった外傷を、「整復」「固定」などで治療します。

一方、理学療法士が専門とするのはリハビリで、ケガなどにより身体機能の低下を起こした人が患者さんとなります。

動作訓練や歩行訓練などの指導で、身体機能の回復・維持・向上を図り、社会生活復帰を支援します。

独立開業できるのも柔道整復師の魅力!

理学療法士は基本的に医師の指示のうえで業務にあたりますが、柔道整復師は、自らの判断により外傷の治療を行えます。

また、柔道整復師は理学療法士と違い独立開業できるのも魅力。

自分の接骨院・整骨院をオープンすることができ、自分らしい働き方で活躍可能です。年収も頑張り次第で1,000万超えを目指せるでしょう。

まとめ

柔道整復師は向上心が高い人におすすめの職業

同じ医療系資格ではありますが、柔道整復師と理学療法士とでは「専門」「必要な資格」「独立開業の可否」など、さまざまな違いがあります。

医師の指示なく自分の判断で治療が行えて、独立開業もできる柔道整復師は、独立心や向上心が強い人により向いている職業と言えるでしょう。

将来自分の院を持ちたい方やより高い年収を目指したい方におすすめです。

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