柔道整復師は人のためになるお仕事ですが、一方では「ブラックだ」との声もあります。果たして柔道整復師はブラックなのか、実態についてまとめています。
結論からお伝えすると、ブラックと呼ばざるを得ない整骨院があるのも事実です。しかし、すべての整骨院がブラックではありません。健全に、患者だけではなく働いている柔道整復師に対しても配慮のある環境を整えている整骨院もあれば、働いている柔道整復師を軽視し、「都合の良い存在」として働かせている整骨院があるのも事実です。また、患者や柔道整復師に対して真摯ではあっても、不正請求を行っている整骨院もあれば、無自覚の中でパワハラ・セクハラが繰り返されている整骨院もあります。このような、いわゆる「ブラック」と呼ばれる整骨院もあるので業界全体がブラックのように思われてしまっているのですが、実際には整骨院によってさまざまです。
ブラックな整骨院もあれば健全な整骨院もありますが、ではブラックな整骨院とはどのような環境にあるのか、特徴をご紹介しましょう。
整骨院の開業時間はそれぞれ異なりますが、一般的には午前診療と午後診療に分類されており、午後診療は夕方から夜までとなっています。開業していない時間も自由時間とはいきませんので、どうしても拘束時間が長くなってしまいがちですし、さらには夜遅くまで拘束されてしまうケースもあります。
まず、このような長時間の拘束は、本来であれば残業となりますので残業代が支払われるべきなのです。しかしそれにもかかわらず、残業代を出さない整骨院もあります。柔道整復師はサラリーマンとは異なるので、「そもそも残業ではない」との独自解釈で柔道整復師を長く働かせている整骨院もありますが、このような整骨院はブラックと判断して良いでしょう。一つの目安として、月80時間以上の残業が続くようであればブラックと判断する要素となります。
先の話に通ずる部分もありますが、ブラックな整骨院の場合、長時間拘束されながらも給与が安いケースが多いです。残業しているものの残業代も支払われず、さらにはボーナスもない。さらには給与が安いことで退職する柔道整復師が多いものの、代わりのスタッフが入らないので残された人間がさらに長時間拘束されることも。休みを返上して働かざるを得ない環境となるものの、適正な賃金が支払われずに柔道整復師だけが疲弊する。このような悪循環が起きるのもブラック整骨院の特徴です。
医療機関は、患者を診察した際に保険診療であれば保険請求するものですが、慢性症状を保険請求にしたり、理屈をつけて保険請求したりなど、不正請求を行っている整骨院もあります。不正請求は犯罪です。もしもしっかりと調査された場合、詐欺罪として摘発される可能性もあります。しかし「バレないだろう」との思いや、自院の利益のために不正請求を行っている整骨院もあるのです。
不正請求を行っている整骨院は、例えどれだけ患者から支持されていてもブラックです。なぜなら、露呈・指摘されたらその後、信頼の低下から営業の継続が困難になります。そこで働いていた柔道整復師も少なからず悪評を浴びることになりますし、職を失うことになりかねません。
パワハラやセクハラは、世代だけではなく個人によっても意識に差があります。パワハラやセクハラだとは思わずに、無意識の中で横行している整骨院もあれば、柔道整復師に対して「雇ってあげている」と、立場の違いを自覚したうえで行っている整骨院もあります。
かつてはパワハラが当たり前のように横行していた時代もありますので、その名残で怒鳴って指導したり、立場の違いを明確にして高圧的に接するオーナーもいます。また女性柔道整復師に対して一見優しく接しているかのようにスキンシップを繰り返すなどのセクハラ行為に及ぶオーナーもいます。このようなセクハラ・パワハラ意識の低い整骨院は、現代社会の価値観では「ブラック」な環境です。
ブラック整骨院の特徴をご紹介しましたが、働き始めた整骨院がブラック整骨院だった場合、どのような対策があるのかもご紹介しましょう。
労働基準監督署に相談してみましょう。労働基準監督署は、企業の労働環境に対する相談を受けるだけではなく、問題があると分かれば指導・書類送検を行える権限を持っています。ブラック整骨院だった場合、労働基準監督署に相談することで労働基準監督署から整骨院側に指導、場合によっては書類送検が行われることで、ブラック環境が改善される可能性があります。
労働局が用意している労働条件相談ほっとラインは、厚生労働省がブラック企業対策として設置した相談窓口です。無料で相談できるので、気軽に利用できるのですが、あくまでも相談のみとなっています。多少気持ちが晴れるかもしれませんが、労働基準監督署のような権限はありませんので、ブラック整骨院に何らかの措置・命令を出すことはありません。相談が増えることで厚生労働省に報告が届き、何らかの動きを見せる可能性もありますが、あくまでも「相談」がメインです。どのように立ち振る舞えばよいのかや、今後どうすればよいのかなど、誰かに相談したい・話を聞いてもらいたいと思っている方におすすめです。
ブラックだと分かれば、敢えて残る必要もないとの考えから転職も選択肢の一つです。我慢したり改善を期待するのではなく、退職して良い条件の整骨院を探した方が建設的との声もあります。実際、ブラック整骨院は淘汰されていく傾向にあります。整骨院そのものが多いことから、ブラック整骨院は生き残りが厳しいので、自分自身で動かなくともやがては営業を継続できなくなる可能性が高いです。そのような整骨院に固執するのではなく良い整骨院に転職した方が、待遇の改善だけではなく、柔道整復師としてのスキルアップも期待できます。
ブラック整骨院があるのは紛れもない事実です。一方で、ブラックではなく健全に営業している整骨院もありますので、ブラック整骨院を選ぶことの内容、待遇、これまでの実績、働いている柔道整復師の口コミ等をチェックし、良い環境の整骨院を探しましょう。
引用元:HITOMIOテクノロジーズ https://hitomio.co.jp/recruit/
| 勤務地 | 大阪、兵庫、東京、神奈川、愛知、沖縄 |
|---|---|
| 勤務形態 | 正社員 |
| 週間休日 | 完全週休2日+祝日 ※院により異なる。日曜開院の場合、他2日 |
| 賞与 | あり |
| 福利厚生 | 厚生年金、健康保険、労災保険、雇用保険、治療賠償保険、交通費、家賃補助、インフルエンザ予防接種(年1回)、退職金制度(勤務3年以上)、健康診断(年1回)、産休・育休制度、各種祝金、食事・旅行・飲み会など割引口、分院長養成プログラム、独立開業支援制度、新人研修、技術向上研修、マネジメント研修など |
引用元:あい・グループ 公式HP
https://www.ai-medical.co.jp/recruit/graduate/
| 勤務地 | 大阪、京都、兵庫、東京 |
|---|---|
| 勤務形態 | 正社員 |
| 週間休日 | 週休2日制(月休み8日制) ※日曜+他1日 もしくはシフト制の週休2日 |
| 賞与 | あり |
| 福利厚生 | 各種保険完備、有給休暇、年末年始休暇、産休/育休、健康診断、資格手当、交通費手当、Uターン歓迎、女性管理職登用実績あり、産休・育休取得実績あり、制服貸与、独立支援制度、本社研修、フォローアップ研修など |
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