稼げる柔道整復師の求人・採用専門メディア【柔整の道】 » 柔道整復師の仕事内容 » 西洋医学と東洋医学

西洋医学と東洋医学

柔道整復は西洋医学と東洋医学が融合したもの

柔道整復は現代的な医学的知見として西洋医学の知識や技術を応用しながら、本質的には武道である柔道の技術(活法)を利用して患者の治療を行うという、東洋医学的な技術をベースとしています。

そのため、柔道整復師として本当に知識や技術を育てようとすれば、西洋医学と東洋医学の両方についてきちんと学んでおくことが重要となります。

西洋医学とは?

西洋医学とは、一般的に現代科学や現代医学を指す言葉として使われており、基本的に医師免許は西洋医学のスペシャリストとしての資格を認めるものという点が重要です。手術や投薬治療といった手法も西洋医学の知見にもとづいてプランニングされます。

西洋医学における患者へのアプローチ

西洋医学ではまず患者の病巣やケガ、不調の原因を追及し、それらを直接的に改善・治療できるようなアプローチを検討します。

西洋医学のメリット・デメリット

西洋医学は体の悪い部分やトラブルの原因へ直接に作用するため、治療期間が短い点がメリットです。反面、手術などによって患者への負担が大きくなりやすいことはデメリットでしょう。

東洋医学とは?

東洋医学とはそもそも古代中国で誕生した医療概念であり、患者の病巣や不調へ直接的にアプローチして問題解決を目指すのでなく、患者の体内の状態を根本的に改善することで結果的に症状緩和や状態改善へ近づけるという、間接的なアプローチを得意としています。

柔道整復師が用いる柔道の技は、武道として他者を攻撃する殺法でなく、武道の技を活用して人を健康にする活法の技術が土台となっており、柔道整復師は患者の体へ接して病気を回復しやすい方向へ導いたり、そもそも病気になりにくい体作りをサポートしたりしています。

東洋医学における患者へのアプローチ

病気へ直接的にアプローチする西洋医学に対して、東洋医学は様々な観点から間接的に病気の治療や健康のケアへ働きかける点が特徴です。

例えば適切な運動や身体操作によって健康状態を改善したり、栄養価の高い食生活を心がけることで免疫機能の活性化をサポートしたりと、日頃からの取り組みや生活スタイルが東洋医学としての治療プランに重なることもあるでしょう。

東洋医学のメリット・デメリット

東洋医学におけるメリットは、そもそも東洋医学が本質的な健康獲得を目指す医療技術であり、例えば手術が困難な人でもアプローチの仕方を検討できるといった点があります。運動療法などとも相性が良く、医療分野のみならずスポーツ分野や福祉分野で活用法を考えやすいこともメリットです。

反面、東洋医学では直ちに病気の治療や回復を目指すことができず、実際に手術が必要な患者に対してはメイン治療として選択できない点がデメリットです。また、東洋医学の知識や技術だけでは医師国家試験を受けられないことも重要です。

西洋医学と東洋医学の違いとは?

西洋医学と東洋医学の最も大きな違いは患者へのアプローチの仕方となります。基本的に、西洋医学では血液検査や画像診断、尿検査、遺伝子カウンセリングといった様々な方法によって、細胞レベル・遺伝子レベルでの原因究明や現状分析といったことが行われます。また、治療プランはそこで得られた検査結果や診断結果にもとづいて立てられることも特徴です。

東洋医学は患者の自覚症状や体の変化に注目して病気のケアを行います。また、本質的な体質改善や健康維持により、まだ病気として発症していない状態(未病)についてケアできる点も特徴です。

現代医学(西洋医学)と東洋医学の知見にもとづいて患者の状態を把握しながら、適切な治療法を検討・実施する柔道整復師は、西洋医学と東洋医学を融合させたハイブリッド医療従事者といえるでしょう。

どんな風に稼ぐ?
柔道整復師の就職
おすすめの3社